コードの行数から何が読み取れるのか?
先日、ソフトウェアのコンサルタントから、変更のあったコードの行数を数えて下さいという話があった。目的はソフトウェア規模見積もりと進捗管理のためである。
方法はというと、1つのExcelを共有サーバの決められたところに置いておく。このExcelシートのフォーマットはこうである。
- 1つのレコードは、ファイル単位。
- カラムは日付毎に区切られ、その中でソースコードの予定行数と実績行数を記述する。
- 記入された予定行数と実績行数を元にグラフが生成される。
- あまりにも巨大なため、ズーム機能で60%にしてある。
- コードの行数を数えるには、Windowsでしか実行できないソフトを使用。
そして、今のプロジェクトの状況はこうである。
- このプロジェクトのソースコードのファイル数は 6000 を超える。
- 開発担当者の数は 40 人を超える。
- ソースコードの編集や、バージョン管理のためのcommit作業は、UnixライクなOS上で行っており、Windows上にソースコードを置いている人は5人もいない。
さて、この話どう思いますか?
ところで、話は変わりますが、今この本を再び読んでいます。
- 作者: G.M.ワインバーグ,大野徇郎,ジェラルド・M・ワインバーグ
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1996/04
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この中で、PPPP(Public Project Progress Poster)というものが出てくるんですが、非常に興味深いです。PHPとSVGを利用して、実現できないものかと、いろいろ実験中です。