picとm4を使った電子回路の部品集[from G+ 2013-05-18]

ece.uwaterloo.ca


形式はSVGなので新しいが、根幹のpicとm4というのが古典芸。picはGNUのものではなく自作のdpic*1を使っている。

SVG出力というのが魅力的なのだが、dpicは微妙に言語仕様が違っており、カーニハン先生のマニュアルにあるものはそのままでは通らない。

TeXでの利用がメインのようだが、AsciiDocとかDocutilsとかのプラグインに組み込めば結構有力だと思う。

遊びでMoinMoinにpicプラグインを作って入れてみたが結構大変だった。

UMLGraphのバックエンドはpicなので使えそうなのだが、初期のpicって制限があってレターサイズ以上のものは表現できない。UMLGraphででかいシーケンス図とかつくろうとしてもぶった切れて使い物にならなかったりする。このあたりの制限を取り除けばそれなりに使えるツールになるのではと考えている。

*1:dpicのソースを見たがこれはCじゃない。PascalからCにトランスレートしている ;-p